salon de émo.

元ボーダー女子流、感情(emotion)との上手な付き合い方。

自分を褒めることが出来る人は圧倒的に成長する

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ポジティブレゲエバイブス女子えりりーです。
 
あなたは自分を「えらい!」と褒めてあげたことはありますか?
 
私は気づいた頃からずっと自尊心が低く自分のことが大嫌いだったし、「やればなんでも出来るよね」と親からも友人からも言われて育ってきた為、自分がなにかを成し遂げた時でも「出来て当たり前なんだから別にすごくないし」と本気で思ってました。
 
 
これって元々低い自尊心を持ち上げる方法を一つ絶ってしまってたんですよね。
 
更に完璧主義も相まって、少しでも難しそうだなと感じると完遂出来ないことを恐れ、興味を持ったことでもすぐにチャレンジ出来ないようになっていました。出来ない言い訳を探しているようで情けなく感じることも。
 
今では「途中で失敗したとしても別に死なないし、それまで頑張った自分がすごいわ!」と考えて、今までと比べて早く色んなことにチャレンジ出来て、なんでも楽しく継続出来るようになっているのは、自分を褒めるということを知ったから。
 

朝起きただけで「えらい!」と褒められた

そんな私が自分を褒めることの大切さを知ったのは元夫がとにかくなんでも褒めてくれたからでした。
 
元夫と暮らしている間、結婚するまでもニート家事手伝いで養って貰っていました。
 
その頃、これまでの人生で一番心が弱っていて毎日朝起きて仕事に行くということが出来なくなっていたんです。
 
「養ってもらっている身分なんだからせめて家事はすべて私がしなくては捨てられる、追い出される。」そんな風に思いつめていましたが、現実はそう上手くいかず。
 
フリーランスで在宅ワーカーの元夫も最初は兼業で外で働いていたので、朝ごはんを作って送り出したかったのですが、本当に朝起きるということが出来なくて叶いませんでした。
 
そんな私がある日たまたま朝起きることが出来た時、元夫は
 
「えりりーちゃん、ちゃんと朝に起きてえらい!」
 
と満面の笑みで褒めてくれました。
 
幼少期から「なんでも出来る子なんだ」と親に期待されて育った私はテストで満点を取ろうと当たり前。
 
成績学年トップを継続していても「当たり前」。
 
どんなに頑張っても「えらい」と褒められた記憶がほぼ無いのに、朝起きただけで褒められた…?
 
もう衝撃も衝撃、混乱した記憶があります。
 
 
「当たり前のことをいつも出来てないし、褒めることなんかじゃない…」と落ち込む私に元夫は
 
出来なかったことを頑張ったんだから、それはすごいことだ
 
と教えてくれました。
 
言われてみるとそうなんですが、その時の私は周りと比べていたのでいまいち納得出来ず。
 
 

小さなことでもなんでもかんでも褒められる

でも元夫は根気よくなんでも褒めてくれました。
 
 
  • 朝起きて顔を洗ってえらい!
  • ちゃんとお化粧してえらい!
  • お化粧して好きな服着てるえりりーちゃん嬉しそうでかわいい!
  • しんどいのに病院いってえらい!
  • 楽しそうにしてるえりりーちゃんはいつもよりかわいい!
etc…
 
 
もう完全ノロケみたいなので他は割愛しますが、本当になんでもかんでも褒めてくれました。
 
そんな誰でも出来る当たり前のこと…そう思います。
 
でも心が弱ってしまった経験のある方ならわかると思いますが、そんな当たり前のことが本当に出来なくなってしまうんですよね。
 
そして「みんなできてるのに、自分は出来ないなんて情けない…なまけものみたい…」なんて自分をどんどん否定して、どんどん嫌いになってくる
 
そうなってしまえば自尊心はド底辺から更に地下の深いところへ落ち込んで、抜け出せなくなってしまいます。
 
 
そんな地下から抜け出せない状態だったので、かなり根気よく褒められてもいまいち受け入れられなかったです。
 
それがある日突然「たしかに今日かわいいかも…?」なんて鏡みて嬉しく感じたことをきっかけに、だんだん「ん?ちょっとまって、私めっちゃ頑張ったよね?」と今まで彼に根気よく褒めてもらっていたことが始まり…。
 
勝手に自分で自分を褒めるようになったことが自分全肯定ペンギンの始まりでした
 
 

自分の全肯定ペンギンになり褒めまくるメリット

なにかを継続するのが苦手だったことを克服できる

なにか一つのことを継続する。
 
出来て当たり前のように言われてますが、実際とてつもなく難しいですよね?
 
私もめちゃくちゃ苦手で、三日坊主とか日常茶飯事でした。
 
継続することが苦手な人の特徴に「完璧を求めてしまう」というのがあります。
 
そんな人は1日でも完璧に出来なかったら
 
「もうだめだ…モチベーション死んだ…もう終わりだ…」
 
となってしまい、明日頑張れば取り返せるといった発想が生まれないために継続不可となってしまうんですね。
 
例にも漏れず完璧主義である私も自分をとにかく褒めてあげる習慣を作ると、
 
「今日頑張った私えらい!明日も出来たらもっと偉いかも!」
 
と思った翌日にあまり頑張れなかった時でも
 
「無理して頑張ったら継続は難しくなるし、ちゃんと自分の心に従って自分を休めてあげた私えらい。」
 
って考えるようになっていき、気づいたら一人でいろいろ継続できるようになっていました。
 
 
「休むという選択をした自分」
 
さえいいところを見つけて褒めてあげることで
 
「完璧に出来なかった自分を責める」
 
ことがなくなり、難しく考えず気楽に継続出来るんですね。
 

自分の得意(長所)を伸ばすことが出来る

自分を褒める習慣が出来てくると1つ自分を褒めたら嬉しくなり、もっともっと褒めたくなり…。
 
「これが出来たんだから、次こんなこともしてみたいな!」
 
チャレンジ精神が生まれてきます。
 
そして新しいことにチャレンジしてみて出来たら
 
「すごいー出来た!じゃああんなことも出来るかも!才能あるかも〜!」
 
と次は自信が生まれます
 
楽しくなる + 自信がつく = もっと上を目指してみたくなる
 
ひとりでどんどん楽しみながらステップアップしていけるというとんでもない自給自足を可能にする「自分を褒める」という自己暗示。
 
恐るべし。
 

心が折れないように自分をコントロールできるようになる

褒める習慣が出来ると1日に何度も自分を褒めるようになります。
 
そうやってたくさん褒めてあげられることがあると
 
たった1つ出来なかったことなんて大したことじゃない
 
って思えるようになるのが「褒める」のすごいところ。
 
例えば
 
「今日は朝起きることが出来たけど、晩ごはん作る元気がなくて外食してしまった」
 
という時。
 
朝起きたときに既に1つ褒めてあげられるようなことが出来てるので、夜ごはんを外食で済ませてしまっても
 
「1日で全く褒めてあげられることが無かった訳じゃないんだ。ちゃんと朝から起きて1日頑張ってたんだから、夜はちょっと手を抜いていいくらいだよ。」
 
と自分の頑張りを認めて許してあげることで
 
「こんなことも出来ない」
 
という自己否定状態に陥って心が折れてしまうのを防ぐことが出来ます。
 
 
ポイントは「完璧な人間なんて存在しない」と知っておくこと
 
 

自分の全肯定ペンギンになり褒めまくるデメリット 

寂しい女のように他人から思われる

それがどうした。
 
他人様がどんな風に私のことを感じようが、いざ私が落ち込んだ時に他人様はなんにも責任取ってくれない!自分の人生の責任は自分にあるんだ!他人にどうこう言われたって止める必要ない!そうだろハム太郎?!そうなのだ!自分の人生に責任を持って自分の機嫌を取れる人はかっこいいのだ!!!!へけっ!!!
 
 
今私は離婚して一人で暮らしていますが、毎日自分を褒めています。
 
寂しい女って思われること間違いなしの精神状態に見えますが、私が私の全肯定ペンギンにならずして誰がなるんだという話。
 
 
みんなの前で明るく機嫌のいい人は好かれます。
 
人前で機嫌よく過ごすために必要なことは、自分の機嫌は自分で取ること。
 
私はいろいろと自分の機嫌を取る方法を模索してきましたが、毎日自分を褒めて気分良く過ごしているのがいちばん不機嫌になることを最小限に抑えることが出来ると感じています。
 
ご機嫌は一日にしてならず。
 
 

自分を褒めまくることは決して甘えなんかじゃない

そんな誰でも出来るようなこと褒めて甘やかして…子供じゃないんだから。
 
って考えは不要です。
 
飽くまでも「自分を褒める」というのは「手段」に過ぎません。
 
全く自分を褒めず、自己肯定感を高めることが出来ないまま
 
「そんな子供みたいなことしてられない、みんなと同じように出来るようにならなくては」
 
と考えてばかりで
 
結局何をやっても続かない、変われない、自分なんてやっぱり駄目なんだ…
 
なんて立ち止まってる方がよっぽど駄目ですから。
 
一気に理想通りの姿になれる人なんて居ません。
 
階段を一つ一つ、自分のペースで登っていくことが成長には不可欠です。
 
「あの人はあんなに出来るんだ」と言って他人と比較しても、所詮他人
 
完璧な人間が居ないのと同じで、あなたの全く同じ人間なんて居ないので、誰もが同じように出来ることも存在していません。
 
気にしても無駄なこと、と認識して楽になりましょう
 
 

自分を褒めることを知ると成長しかしなかった

デメリットまで潰してしまうことが出来る「自分を褒める」という自己暗示の強大な力。
 
自尊心の低さで何も出来なくなってしまう…そんな負のループはさっさと抜け出しましょう。
 
注意していただきたいのは
 
「誰かに褒めてもらわないと自信つかないんでしょ」
 
って思わないこと。
 
そんなこたぁない。
 
私が褒める大切さを教わったのがたまたま元夫だったというだけで、もうこの文章を読んでいるあなたは「自分を褒めてたら成長できた人がいる」という事例を知っています。
 
自信持って自分を褒めてあげましょう。
 
まずは
 
自分を褒めるのはいいことって知ってしまった!自分のことが好きになっちゃう!こまったな〜!!
 
と喜んで!はい一緒に!
 
 

おまけ:えりりーがやってる自分の褒め方

具体的にどんな風に褒めたらいいかわからないという方も居ると思うので、えりりーの中の全肯定ペンギンのセリフ一例おいておきますね。
 
  • いつもよりサクッとベッドから起き上がった!ハキハキしすぎ〜えらい〜!
  • あれ?顔洗っただけなのに、今日いつもよりちょっぴりかわいくない?
  • メイク決まりすぎ〜かわいい〜(時間が許す限り鏡を見つめる)
  • 今日の手料理美味しすぎ〜これじゃあ誰かにうかつに食べさせられないな〜
  • 疲れてるのに掃除できてしまった〜はんぱね〜
  • 疲れてるのに今ゆっくり湯船浸かってる私ってやってること美人すぎる〜
  • え!筋トレ楽しすぎ!これじゃあ私史上最高に可愛くなってしまう〜どうしよ〜!
  • 今日は頑張った分、ここは手抜きしよってバランス取ること考えてる私おっとな〜!!!
 
どうですか?今も毎日低レベルなことを褒めてたいへん楽しく過ごしております。
 
難しく考えずになんでも褒めましょう!