salon de émo.

元ボーダー女子流、感情(emotion)との上手な付き合い方。

人の言動を悪く取ってしまいがちな人は気遣いをしすぎている

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ポジティブレゲエバイブス女子えりりーです。
 
すごく失礼な言動に憤怒したけど、相手はそんなつもりはないと言うので怒りが収められない…
 
なんてことがよくあるって方は少なくないと思います。
 
私も「失礼な言動を取るのは悪意があるからだ!」とよく怒っていました。
 
しかし「悪意があるから失礼な言動を取る」というのは、私が人に気遣いしすぎてるから起きた被害妄想だと気付いたことで、人の言動に気を悪くすることが格段と減りました。
 

あなたと相手は同じ考え方をしない

失礼な言動の裏には悪意があると感じてしまうのは必ずしも正解ではありません。
 
「こんな失礼なことは悪意がないと言わない、しない」
 
って考えはあなたがしないというだけの話なんです。
 
 
 
私だったら遅刻しそうな日は遅れる連絡を入れるけど
 
相手は遅刻しそうな日はタクシーを使ってでも遅れないようにする
 
と聞くと、価値観や金銭感覚の違いだと感じますよね。
 
 
それと全く同じことで
 
私だったら悪意がないと相手にこんなことはしないけど
 
相手は悪意が無くてもこんなことをするのかもしれない
 
というのが失礼な言動の裏側なのです。
 
 

あなたのように気遣いを出来る人は少ない

私も頻繁に家族に
 
「そんなこと言うってことは、私のことこんな風に思ってるからやろ」
 
「悪意があるからわざとそういう言い方してるんやんな」
 
と怒っていました。
 
 
私は幼少期から両親の顔色を窺いながら生活してきた癖で
 
・意識しなくても常に相手のことを気遣い出来る
 
・こんな発言をしたら相手はこう感じるだろうと想像することは容易い
 
と感じているから、他の人も出来て当然のことだと感じていたのです。
 
 
その気持ちから「そんなつもりはない」と悪意を否定された時も
 
「なんで人の気持ちを想像できへんの?そんな簡単なことも出来ないとか、まず私を思いやる気持ちもないし軽んじてるんやろ」
 
とさらに怒って攻撃してしまっていました。
 
でも自分が出来るから相手も出来て当然と考えるのは大間違いだったのです。
 
 
「私だったら悪意なくそんな失礼なことしない」
 
と考えてしまうのは
 
あなたが普段からよく相手のことを思いやって行動したり意識せずとも相手を気遣うことが出来ているから。
 
 
「こんなことをしたら相手は嫌な気持ちになるはずだ」
 
といった気遣いはとても大切なことですよね。
 
でも心に余裕が無くて出来ない人は山程いるんです。
 
 
これはあなたが悪いという意味では一切ありませんが
 
人はあなたほど思慮深くありません
 
 
あなたが考えすぎなくらい
 
人はそんなに相手のことを考えること無く生きていて
 
何も考えずに生活しています。
 
 
言動に気遣いが無いのはあなたを好く思っていないからではないし
 
相手がなにも考えず行動してるから悪気さえ存在しないんです。
 
 
相手の気持ちを思いやることが出来るのは特殊能力
 
だと言ってもいいほどのことなのです。
 
 

不快な気持ちを我慢するのではなく捉え方を少し変えてみる

だからって失礼だと感じる言動を我慢する必要はありません。
 
ただ捉え方を
 
「私だったら悪意がないとそんな失礼な言動を取らないから悪意があるんだろ」
 
では無く
 
「悪意がなかったとしても、私はそんなことをされたら失礼に感じる」
 
と変えてみてください。
 
 
「悪意があるからだ!」と捉えてしまうから
 
「どうしてこんなことをされるんだろう」
 
「なんでそんなこと言われないといけないんだろう」
 
と余計に悲しくなってしまいます。
 
 
その悪意は存在しないものかもしれないという前提で考えることで不快に感じる気持ちも大きくなりすぎないので苦しみも減りますし
 
「この人はなにも考えずこんなことをしているんだろうな」
 
と感じるようになることで、そもそも相手にする必要がないと受け流せる場合も現れてきて、悪く捉えてしまうことも減るのでオススメです。