salon de émo.

元ボーダー女子流、感情(emotion)との上手な付き合い方。

15年物のメンヘラを治した私が教えるいい精神科を見極める1つの方法

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ポジティブレゲエバイブス女子えりりーです。
 
境界性パーソナリティ障害を克服するまでに合計6件の精神科、心療内科にかかりました。
 
その中でしっかりと継続して通うことが出来た病院は2件だけ。
他の4件は最初の2回の通院だけで「ここでは一生治療出来ないな」とわかり、すぐに転院しました。
 
治療出来る医師、治療を期待出来ない医師の見分け方を書きます。

 

 

待合室を見ただけで治療してくれる病院かわかる

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精神科、心療内科は心に明るい気持ちを持てない方が多く通う場所になります。
 
落ち込んだ気持ちを持ち上げたくて、藁にもすがる思いで1週間や2週間以上の予約待ちを経て、入り口をくぐることになりますよね。
 
 
入り口をくぐって待合室を見たとき
 
少しでも「薄暗い」「汚い」「清潔感がない」と感じたら
 
その心療内科で治療を期待することは難しいです。
 
 
薄暗い場所や清潔感があまり感じられない場所って、普通の精神状態でも気持ちは落ち込みます。
 
 
心療内科が扱っているのは心の問題がメインになりますよね。
 
それで病院の雰囲気を心が落ち込むようなものにしてしまっているのは、果たしてその医師は治療に熱心と言えるのでしょうか?
 
 
私は転院先を探している時、とても有名な(=患者がたくさん来るので儲かっている)心療内科を訪れたことがありますが、
 
エレベーターホールはタバコ臭く
待合室は蛍光灯の冷たい光
薄汚れた白いソファと灰色の床
 
と全く清潔感を感じることが出来ない病院でした。
 
いざ診療をうけると「今まで苦労してきたんですね!おつかれさまでした!」と言い放たれ驚き。
 
少し調べてみたら、代表の医師の名前を看板に掲げて、大量のバイト医師で回しているという実態でもはや詐欺とも言えるのでは?と感じました。
 
 
これは極端な経験談ですが、待合室が綺麗で明るいのはお金があるから出来ることでしょ?というのはもちろん正解です。
 
しかしそれだけでは綺麗な待合室は用意できません。
 
 
心療内科の待合室という場所を明るくする必要性を考え、そこにお金をかけようとする意思があるからその心療内科の待合室は綺麗なんです。
 
今あなたが通っている心療内科や精神科で医師に不満があるのでしたら、院内に患者に対する配慮が配られているかどうか考えてみるのも一つの手ですよ。
 
 

待合室が綺麗な病院で主治医がしてくれた治療

私は境界性パーソナリティ障害で心療内科にかかっていました。
 
これは他の精神疾患などにも言える話でもあるのですが「患者の治療したいという意思」がないと、医師が何をしようと治らないもの。
 
私の主治医の治療方針はまさにそれだったので
 
  1. 「とりあえず今生活するために生活を補助する薬が欲しい」と通院していた時は「最近調子どう?」と聴いて提案しながら薬を出してくれた
  2. 「薬を減らしていきたい」と話したらちゃんと少しずつ減薬を提案してくれた
  3. 「入院したい」と言えば紹介状を書いてくれて入院出来た
  4. 「治したい」と言えば、境界性パーソナリティ障害の治療にはカウンセリングが不可欠であることを教えてくれてそのまま寛解まで向かう流れを作ってくれた
 
と、メンタルヘルスにおいて必要な治療を施してくれました。
 
 
カウンセリングと投薬治療を受けている時期に他県へ引っ越しすることになったので転院しましたが、その後通っていた病院も待合室が明るく綺麗なところです。
 
そこの医師も私が「この薬は合わない」「この薬もう要らない」と言えばストップしてくれて、そのまま私は自分と相談しながら離脱症状に苦しむこともなく薬を完全に断つことが出来ました
 
 
「精神科なんて行ってもただ薬を出されるだけで治らない」
「薬漬けにされる」
 
そんなイメージが溢れかえっているように、ただ薬を出すだけの医師も存在します。
 
 
でも「こんな治療をしてくれる医師がいたらいいのに」って望むような医師も存在していることを知って、どうか治療を諦めないでください。